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深く息をできるような



こんばんは。 少しお久しぶりになっていました。 すっかり梅雨が始まりますね。 結婚式の仕事をしているとやはり天気予報には敏感になってしまいますが、 緑が瑞々しく 煌めき、日常のかけらにうっとりしたりします。 そんな梅雨の晴れ間、先日素敵な音を聞きに行きました。 題名にも書いたように、伊勢の二見の海を背景に佇む「賓日館」にて orbeさんとMeadowさんのツアー「遠い声」を。 言葉足らずでその半分も伝えられている心地がしないのですが、 本当に素敵な、心が緩まる時間でした。

会場となる賓日館の建築物としての魅力もさることながら、 そこから広がる景色が、とてもとても贅沢でした。 だんだんと染まっていく海と、揺れ重なる緑の音、なにの決まりもない鳥の鳴き声。 Meadowさんの耳を包む声と、orbeのお二人が奏でる音が合わさり、この瞬間にだけ現れる気持ちのいい音に、心からうっとりしました。

演奏される3人の、仕草や視線までも全て、音のひとつとなり聞こえてくるようでした。

1曲目。ゆっくりと丁寧に、固く結ばれた紐をさっそく緩めていただき、すーっと身体に入ってくる音に、何にもとらわれずにうっとりしたり。

音を聴くこの時間は、ずっと深呼吸をしているようでした。 とりわけ気を落としている状況ではなかったのに、深く息を吸えて、空気が美味しくて、きっと生きていける。なんて思いました。

心が緩まる時間そのもの。


ずっと、「私は時間を創るんだ」という認識がどこかにあって。(それは場所や方法を限らず) プロデューサーとして結婚式を創るということもまさしく、時間を創ることだと思っています。

私は私の方法で、同じように
深く息を吸えるような、息が美味しくなるような。
大きく言うと、明日をもっと生きたいと思えるような。 何度もお祝いしたくなる 柔らかな祝福を贈ってゆきたいです。 なんとも、贅沢であり、幸せな時間でした。 そして形を変えたこのような心が緩まる時間を、贅沢でもなんでもなく、必要な形で届くべき方に届けてゆきます。